テナントビル区画に開院する心療内科の計画。 心療内科では扱う診療科目が繊細な事が多く、それに伴って平面計画におけるプライバシーやエスケープ動線の確保などの必要な機能とテナント区画平面との調整に重点が置かれた。待合スペースでの必要な席数を確保しながら既存出入口との関係や動線・視線がそのままカウンターや間仕切りの形を決めている。砂山をつかった山崩しのように、動線として削り取った軌跡がそのまま形となるような計画。