CONCEPT

  • Aug 2014

アヤ01F

消化器内科では医療技術の進歩とは裏腹に造影検査、内視鏡検査や注腸検査などの各検査において依然として不安を抱く患者が多い。また、がん検診などプライバシーの確保も注意しなければならない。本計画は相互関係によって連結された部屋で構成され、その結果デットスペースの存在しない効率的な配置となる。また、それぞれが部屋として成立している事でプライバシーを確保する。診察室、待合室、検査室などのそれぞれの機能に合わせて明るさ、天井高さ、素材、幅を変える事で部屋から部屋への移動は楽しい動線となり患者の不安を軽減する。

住  所:
埼玉県川口市
用  途:
内科、消化器科
延床面積:
152m²
意匠設計:
FESCH(安井慎治+小林賢太+松本大輔)
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