商業施設内にある診療所の計画。 施設側のデザインクライテリアは「透明感」であり、ファサードにおける視認性を要求された。一方で診療所としてのプライバシーの確保としての要求が当然あり、相反する設計要件を矛盾なく計画することが求められた。
一般の歩行者と待合の人の視線が合わないような一本帯をガラスにもたせた構造にすることで通行人からは内部の雰囲気が伝わりながら、診察を待っている人のプライバシーの確保と落ち着いて待っていられる場所を目指した。